先日、初めてとなる航空ショーを見に、航空ファンに大人気の「築城航空祭」へ行ってきました!大迫力の航空ショーに片時も目が離せず、入場から終了まであっという間でした。最後は大慌てで会場を回ったので、色々と写真を撮りそびれてしまいました。
今回は、そんな見どころ満載の築城航空祭の楽しさと熱気を写真とともにお伝えします。初めてでも準備バッチリで行けるよう、持ち物やアクセス情報も載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。
築城航空祭の魅力
2023年築城航空祭は、6万8000人が詰めかけたほど大人気のイベントです。例年11月中旬から12月初旬の日曜日に開催されます。
丸一日たのしめる航空祭で入場は無料です。一度見たら病みつきになること間違いなし!
築城基地とは
福岡県東部、築上町に位置するこの基地は、1942年の太平洋戦争中に、海軍航空隊の飛行場として開設されました。終戦後は米軍より接収されていましたが1957年に返還され、「航空自衛隊築城基地」となりました。現在は、中国地方から九州北部地域の領空を防衛する重要な基地です。隊員数は約1600名、戦闘機F-2A/Bを運用する第8航空団が主力となっています。
航空祭の見どころ
築城航空祭は、8時のオープニングから14時までの間、ひとときも目が離せないほどたくさんの航空ショーが繰り広げられます。
特に、第8航空団によるF-2戦闘機の大迫力の飛行と、ブルーインパルスによる華麗なアクロバット飛行は見逃せません。
地上では、F-2戦闘機のコックピットに乗り込める体験や、猫バスなど基地内を走るキッズ・フラワー・カー、航空機や車両、装備品の展示、飲食やグッズ販売など、丸一日いても回りきれないほど盛りだくさんのイベントです。
注目のプログラム
F-2戦闘機による大迫力の高速・低空飛行
大迫力の超高速低空飛行で轟音とともに会場の上空を飛行する、築城基地・第8航空団によるF-2戦闘機。最大速度はマッハ2、時速換算で2,448km/時。
ブルーインパルスによる華麗なアクロバット飛行
さらに今年は、ブルーインパルスの登場で会場は大盛り上がりしました。
注目の展示・体験
F-2戦闘機の着座体験
滅多にない戦闘機のコックピットに座れる機会。整理券は開門と同時に配られるとのこと。
飛行プログラム
2023年の内容
2023年の築城航空祭のプログラムは以下の通りです。
第8航空団のF-2戦闘機、6機による開幕です。
このあと、空いっぱいに「☆」を描いてくれました。
ライトがキラキラとイルミネーションのように輝きます。
会場内の誰もがスマホで「♡」を撮影しています♪
お疲れさまでした!
突然、耳をつんざくほどの轟音とともに会場の上空に現れたF−2戦闘機!
ちょうど建物の間にいたため、音が反響し鼓膜が破れるかと思うくらい、人生で最も大きな音でした(笑)
スピードが早すぎで、うまく写真に収まりません。
F-2戦闘機は、最大速度マッハ2、時速に換算すると2448km/時をたたき出す超高速の戦闘機です。
あまりの迫力と力強さに圧倒され、お気に入りに♡ 痺れました(笑)
展示された航空機
KC767
下から見上げるとゴマアザラシの赤ちゃんみたいなかわらしい顔の飛行機ですが、最近ではイスラエルから日本人などを退避させるのに利用されました。
KC767
最大速度 | マッハ約0.84 |
航続距離 | 約7,200km (30t積載時) |
2022年度から本格運用を開始した空中給油機・輸送機。機体底部にある5台のカメラを使って6mのパイプから戦闘機へ給油します。
F-2戦闘機
北部九州の領空を守る戦闘機F-2。先端に尖った突起物が出ていますが、この部分で速度を計測しており、瀬底部には大きく開いた口から冷気を取り入れ、エンジンを冷ましているのだそう。超高速にも耐えられるよう、ボディーが頑強に作られています。
F-2戦闘機
最大速度 | マッハ約2.0 |
武装 | 20mm機関砲 空対空レーダーミサイル 空対空赤外線ミサイル 空対艦ミサイル |
日米共同で改造開発により2000年に運用をはじめたジェット戦闘機。先進の電子機器を搭載。日本国内に94機所有し、1機あたり約112億-119億円。
当日あると便利な持ち物
- 立つためのもの:人が多いため前がよく見えない時があるので、腰掛けにもなる踏み台か脚立があると便利です。
- 座れるもの:座るものがないと朝からお昼すぎまで長時間立ったまま上空を見上げることになります。腰を痛めたり、首が疲れる可能性があるため、折りたたみの椅子かレジャーシートがあるとよいでしょう。
- サングラス:長時間上空を見ている間に何度も太陽が視界に入ってきます。目を保護してください。
- 日焼け止め:11月下旬でも長時間外に入れば日焼けをします。
- 無線機:航空ファンの方は無線で管制塔とのやり取りを聞いて楽しんでました。
イベントの概要
築城基地航空祭2023
2023年11月26日(日)
8時00分〜15時00分
航空自衛隊 築城基地(築城駅から徒歩10分)
無料(有料観覧席あり)
築城基地渉外室 0930-56-1150
アクセス方法
航空祭当日はJR臨時便が出るなど大変混雑します。行き帰りでシャトルバスや電車を待ったり、基地から交差点(築城自衛隊前)までの行列に並ぶため、通常よりも多く見積もって出発の計画を立てましょう!
到着したい時間を決める
できる限り早く到着する計画を!
早い方は6:00頃に徒歩圏内の駐車場へ停めて、そこから7時00分開門の入場待ち行列に並ぶそうです。そのため、周辺の駐車場はすぐに満車になってしまいます。基地へはできるだけ朝早く到着するのがおすすめです。
【往路】私たちは日産自動車の駐車場に9時に到着しましたが、築城基地に到着するまでに1時間半かかりました。
【復路】航空祭が終了する15時00分に行列に並びはじめ、築城駅に着いたのは1時間後の16時00でした。早い方はブルーインパルスを見終わってすぐに帰る支度をしていました。
車で行く・駐車場を利用する
日産自動車の駐車場は、日産スターグラウンドの隣にあります。信号のある交差点で曲がります。途中に航空祭の標識や案内係の方が立っていると思います。グラウンドの奥が駐車場です。無料のシャトルバスは駐車場前から発車しています。
まとめ
はじめての築城航空祭は大迫力で楽しく、はじめから終わりまで大満足の一日を過ごせました。航空機のかっこよさはもちろんのこと、国防や自衛隊について考えるよい機会となりました。今後も何度でも足を運びたいイベントです。
参考情報とリンク
この情報は2023年時点のものです。最新のスケジュールについては、公式ウェブサイトや他の情報源で確認してください。